【DIY】ステンシルのやり方
DIYやリメイクしたアイテムに加えるだけで更にオシャレになるステンシル。
そんなステンシルのやり方とステンシル用のフォントの入手方法をまとめました。
Wikipediaによるとステンシルとは、
テンプレートによる図形や文字をステンシル (stencil) という。テンプレートがちぎれないように、完全に閉じた部分がないのが特徴である。このことから、テンプレートを使ったものに限らず、同じ特徴を持つ字体をステンシル(英語版)という。転じて、ステンシル体のアルファベットが書かれたスタンプのことをステンシルということもある。
とのことで、今回はステンシル用のフォントからテンプレートを作り、それを使ってアイテムに複写?していきます。
目次です。
ステンシルフォントの入手方法
まずはじめに、ステンシル用のフォントをダウンロードするところからスタートします。
ステンシル用のフォントは結構な数がインターネットにアップされてますので、お時間ある時にでも好みのフォントを探してみて下さい。
今回は私イチオシのフォントを2つ紹介します。
50 Blizzards
小文字にも対応しているステンシル用フォントです。少し丸みを帯びているのが特徴でアーミー風の男前インテリアにマッチすると思います。
Octin Prizon Rg
全体的に細めのステンシル用のフォントです。スタイリッシュなのでなんにでも合いそうなフォントだと思います。
それでは、50 blizzardsを例にしてフォントをダウンロードしてみます。
検索エンジンはGoogleでもYahooでも大丈夫です。そのどちらかで「50 Blizzards」と検索します。
Font memeというサイトが表示されると思うのでそちらをクリックします。
50 blizzardsのダウンロードページが表示されます。赤枠のダウンロードボタンをクリックすると50 blizzardsのzipファイルがダウンロードされます。
ダウンロードされたZipファイルを展開します。zipファイルの中に「50 Blizzards.ttf」というファイルがあるので、こちらをダブルクリックします。
50 Blizzardsのフォントサンプルが表示されますので、問題なければ上部にあるインストールをクリックします。
自動でインストールが終了しますので、以上でフォントのインストールは完了です。
octin prizonの方も同じ手順でインストールできますので、お好きな方もしくは両方試してみてください。
ステンシルテンプレートの作り方
フォントのインストールもできた事ですし、ステンシルテンプレートを作成していきます。
準備するものは以下の4つです。
- クリアファイル
- 印刷用紙
- スティックのり
- カッターもしくはデザインナイフ
まずはステンシルテンプレート用のデザインをPowerPointを使って考えます。
今回は私はPowerPointを使用してますが、windows標準のペイントなどでも大丈夫です。
PowerPointを起動すると最初は上段のタブが「ホーム」に設定されてますので、その右隣の「挿入」をクリックします。
「挿入」をクリック後、「テキストボックス」が現れますので、「横書きテキストボックスの描画」をクリックします。
テキストボックスがスライド上に描画されました。
このテキストボックスに標準で設定されているフォントをステンシル用のフォントに変更します。
今回は「Octin Prizon Rg」を使用します。
今回は記事の都合上、短めに作成してみました。この作成したテンプレート用のデザインを印刷します。
印刷した紙から余分を切り取ります。ステンシルする際に塗料がはみ出してもいけないので、ギリギリを狙わず十分な余白を確保します。
カットした用紙とクリアファイルを貼り付けます。
クリアファイルは4辺のうち2辺が接着されているので、まずはその2辺をカットします。画像の赤線を引いている2辺です。
カット後、スティックのりを使ってクリアファイルと用紙を貼り付けました。
スティックのりが乾燥したら、余分なクリアファイルをカットします。
余分なクリアファイルを切り取ったらいよいよ文字をカットします。
文字のカットなど細かい作業にはデザインナイフがおススメです。
デザインナイフはダイソーにも売っていますので、デザインナイフをお持ちでない方はこちらから試してみても良いかと思います。私も最初はダイソーのデザインナイフを使用していました。
カット自体は線をなぞるだけなので、簡単そうに聞こえますが結構難しいです。こればかりは練習と慣れだと思います。
私が不器用なだけだと思いますが、ついつい力を込め過ぎてしまいカットしたくないとこまでざっくり行っちゃうことが多々あります。
文字の切り抜きが終わったらクリアファイルと用紙を剥がします。
以上でステンシルテンプレートの完成です。
ステンシルのやり方
さっそく作成したテンプレートを使ってステンシルをしていきます。
今回はターナーのアイアンペイントの練習用に使った収納ボックスの蓋を練習台として使おうと思います。
まずテンプレートをステンシルしたい場所にマスキングテープを使い貼り付けます。塗料が周りにつかないようにしっかり養生します。
アイアンペイントの黒色が映えるように塗料はダイソーのミルクペイント(ナチュラルベージュ)を使います。
スポンジに塗料を軽く付け、いったん余分な塗料を落とします。その後、ステンシルテンプレートに軽くポンポンと叩くように塗料をのせていきます。
この時、塗料を付けすぎていたり、強く押し付け過ぎると滲む原因にもなるので注意します。
ある程度塗料がのったかなという所で、マスキングテープを半分程度剥がし確認します。
マスキングテープを全て剥がしてしまうと、完成してなかった場合、ステンシルがズレる可能性があるので、最初は半分程度だけ剥がします。
両側を確認してみて、問題なければこれで終了です。塗料が乗っていなかった場合は、マスキングテープをキレイに貼り直して改めて塗料をのせます。
さいごに
以上でステンシルのやり方は終了です。
今回は記事の都合上、短いデザインでステンシルしましたが、時間さえかければどんなデザインでも可能です。
このステンシルテンプレートには3日かかりました…
皆様もぜひチャレンジしてみて下さい。
さいごまでお読みいただきありがとうございました。